「まんがで身につく続ける技術」を読みました
「まんがで身につく続ける技術」(石田淳 著、臼土きね まんが)を読みました。
本当は論文の査読対応をしなければならないのですが、中々スイッチが入らず、その逃避をしつつせめて今後の生活習慣の改善に役立てば、との思いで読み始めたものです。。。
概要
行動分析学の知見に基づき、特定の行動を続けるための技術をまんがでわかりやすく解説した本です。
本書では、ある行動(ターゲット行動)を増やすためにはやる気、意欲、才能などは不要であり、
1.ターゲット行動が発生しやすい条件を整えること
2.ライバル行動(ターゲット行動を阻害する行動)の発生を抑制すること
が重要であると主張しています。
そして本書では、そのための具体的な方法が述べられています。
感想
継続する方法は、先延ばししない方法と同じくらいに多くの人にとって大変重要な問題だと思います。
私にとっては少なくともそうで、期待して読みました。
読んでみると、特に目新しいことや意外なことが書いてあるわけではありませんでした。
でも、結局はそういう当たり前のことが大事なのだろうな、と感じました。
元々経験的に知っていたことではありますが、体系的に整理されて説明されたことで、一層理解が深まったという印象です。
早速、本書で説明されている方法を試してみますので、その結果次第で本書の評価を決めたいと思います。
実践
本書の内容に基づき、論文を読む/書く行動を継続させます。
具体的な対策として、以下を実施します。
1.ライバル行動の抑制
ライバル行動は、twitterを見ること、読書(電子書籍)です。
これらに対しては、BlackOutというアプリを使って対策します。
このアプリでは、スケジュールした曜日・時間帯に特定のアプリの使用を禁止できます。
昼休みの時間と、夜21時以降を除いて、スマホのtwitterとkindleを使えないようにしました。
play.google.com
2.「行動のヘルプ」をつくる
本書によれば、『「行動のヘルプ」とは、行動の「数」を増やす助けとなる要素です。』
「行動のヘルプ」として、以下を設定しました。
・Google Scholarの新着論文アラート
・論文を読んだらtwitterで感想とともに報告
3.目標を設定する
中間目標:2022年10月末までにレビュー論文の要旨(A4用紙2ページ)を完成
最終目標:2022年12月末までにレビュー論文を完成
結果
中間目標、最終目標の達成可否を含め、本書が私の生活にどう影響したか後日結果を報告します。